ライフプランニングの作り方

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これまで生命保険研究ラボでは、できる限りわかりやすく生命保険・金融商品に関してまとめてきたつもりです。今回からは、もっと詳細まで踏み込んだ内容をまとめていこうと新しいカテゴリーを作りました。【元保険屋さんによる本気のFP】です。

このカテゴリーでは、専門的に相談すれば知らなくても良いような部分まで踏み込んで説明していけたらと思います。FP(ファイナンシャルプランナー)の資格取得を目指して勉強中の方にもお役に立てる内容にしていけたらと考えています。

ある程度しっかり仕事をされている保険屋さんであれば、ライフプランニングくらいは無料相談の中で作成してくれるので、忙しくて自分で作成するのがしんどいという方は、是非とも保険屋さんの無料相談を活用しましょう。

ライフプランニングとは?

ライフプランニングとは・・・とても簡単に説明すると、人生の計画表のことです。

『いつ・いくらのお金が必要なのか?』『どのくらいの収入があり、どのくらいの支出があるのか』、そして資産の状況などを整理し、計画していくことです。FP(ファイナンシャルプランナー)がライフプランニングを行う際には、【ライフイベント表】【キャッシュフロー表】【個人バランスシート】というツールを活用します。

ここでは具体的にどのようにライフプランニングをしていくのか、そして【ライフイベント表】【キャッシュフロー表】【個人バランスシート】がどのようなものなのか、まとめていきます。

 

ライフプランニングの作り方

一般的にFP(ファイナンシャルプランナー)がライフプランニングを作成するステップは、次の通りです。

  1. (相談相手の)収入・資産状況などの個人データを収集して、目標を明確化する
  2. データを分析し、現状の問題点を整理する
    ※こちらの分析の際に【ライフイベント表】【キャッシュフロー表】【個人バランスシート】を活用します
  3. 問題点を解決するための対策とライフプランを立案する
  4. ライフプランの実行を支援する
  5. プランを定期的に見直す

ライプランニングには収入・資産状況など、かなり踏み込んだ情報をお客様から教えていただけなければ、正確なライフプランニングはできません。そのため、大前提としてきちんとお客様と関係性を構築できている上でなければ、作成することができません。そのため、上記のステップに入る前に、相談相手と信頼関係を築くことがとても大切です。

信頼関係があり、きちんとしたお客様の情報収集ができなければ、意味があり役に立つライフプランニングはできません。

ライフプランの作り方

 

ライフイベント表

ここから現状分析するためのツールについてご説明いたします。まず【ライフイベント表】についてです。【ライフイベント表】とは、ご家族の年齢と何年後にどのようなライフイベントがあるのかまとめた表になります。例えば、5年後に車の買い替えや、子供たちの小学校・中学・高校・大学への入学、住宅の購入などをまとめていきます。

参考までに、私が作成したライフイベント表のイメージ図を載せておきます。

ライフイベント表

 

キャッシュフロー表

ライフイベント表ができたら、それに合わせて【キャッシュフロー表】を作成していきます。これはとても大切です。なぜなら、どのくらいの収入があり、どのくらいの支出があり、年間でどのくらい貯蓄できるのか、何年後にいくら貯蓄できているのかが一覧で整理できます。個人的には収入は厳しめの数字で、支出は少し大目に試算しておくことがおすすめです。

参考までに、私が作成したキャッシュフロー表のイメージ図を載せておきます。

キャッシュフロー表

※キャッシュフロー表作成の時のポイント

  • 収入は額面ではなく手取り金額で計算します
  • 支出欄では最低限必要なお金ではなく旅行など娯楽費も含めて計算します
  • 資本主義社会なので、インフレ(物価の上昇)を加味して資産します
    上記の表では変動率1~2%で試算しています

 

個人バランスシート

最後に【個人バランスシート】です。法人のバランスシート(BS:貸借対照表)を見たことがある方だとイメージしやすいと思います。基本的な考え方は法人のバランスシート(BS:貸借対照表)と同様です。ある時点における、資産と負債(借金)の状況を整理するためのシートです。

参考までに私が作成した個人バランスシートのイメージ図を載せておきます。

個人バランスシート

 

まとめ

ライフプランニングを行う場合、まずは【ライフイベント表】【キャッシュフロー表】【個人バランスシート】を作成します。そして現状をきちんと理解した上、課題・問題点を検討し(一切ないような方もいることでしょう)、理想の人生に近づけていく方法がライフプランニングです。【元保険屋さんの本気のFP】シリーズでは、資金計画の考え方・教育資金計画・住宅資金計画についてなど、今後順番にまとめていく予定です。

ライフプランニングは慣れてくれば自分でも簡単に作成することができます。現実を知る意味でも一度作成してみるのも面白いのではないかなぁと思います。ただし、収入や支出の数字に現実感がなければ意味がないので、きちんとプランニングされたい場合は、保険屋さん・FP(ファイナンシャルプランナー)などのプロにきちんと相談されることをおすすめいたします。

最近は外資系の保険屋さんの影響で、保険ショップなどの独立された保険屋さんでも無料できちんとライフプランニングしてくれる方が増えてきているようです。これまで多くの方々の生命保険・医療保険・がん保険・個人年金保険等の相談にのってきました。多くのご家庭のライフプランニングをしてきました。そんな元保険屋の私の経験を記事にまとめています。少しでもお役に立てたら幸いです。

※ご参考