転職をしたので保険を見直したいです。

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たまに一度保険に加入したら一切見直しなどせずに、そのまま継続される方もいるかとは思いますが、特に生命保険・医療保険・がん保険は、ライフステージの変化など、状況の変化に応じて適宜見直しをすることがおすすめです。結果、万が一が起きた際にお金が足りなくて困ることや、無駄な保険料(掛け金)の削減につながったりします。

多少の時間をかけなければいけないというデメリット以上にメリットが大きい保険の見直しですが、結婚したタイミング・出産したたタイミング・離婚したタイミング・老後前のタイミング以外にも、転職したタイミングでも保険の見直しをすることがおすすめです。

今回は転職したタイミングで保険を見直すべき理由と、実際に保険の見直す際のポイントをまとめていきます。

転職したので保険を見直したいです

私が保険屋をしていた頃、『転職したので保険を見直したいです』という相談をお客様からいただくことがありました。このご相談自体は大変素晴らしいことです。しかし、『転職したので保険を見直したいです』という相談の多くはネガティブな理由であることがほとんどでした。

それは転職したことで給料が減ってしまい、生活費が厳しくなり、今の保険料(掛け金)で生命保険・医療保険・がん保険を継続していくことが厳しいということです。もちろん、転職することで給料が増える方もいるので、転職による給料の増減した場合それぞれで、どのように保険を見直すべきかご説明いたします。

 

転職したことで給料が減った場合

転職したことで給料が減ってしまった場合、保障の金額を極力減らさずに、保険料(掛け金)を減らすことが重要になってきます。そうすると大前提として、やれることは限られてきます。

貯蓄できる生命保険(終身保険・養老保険)の方が、掛け捨ての定期保険に比べて、保障金額に対して保険料(掛け金)が割高なので、『貯蓄できる生命保険(終身保険・養老保険)をどれだけ減らして、減ってしまった保障金額をいかに補填するのか?』というポイントでの保険の見直しが基本となります。

契約している内容・状況によっては、貯蓄できる生命保険(終身保険・養老保険)の部分を払済とすることも有効な選択です(払済にすると、保障の金額は小さくなりますが、それ以降の保険料を一切負担しなくてよくなります)。4~5年以上の継続した貯蓄できる生命保険の契約には特に有効です。

 

転職したことで給料が増えた場合

転職して給料が増えるという嬉しい状況の場合です。まずは少し様子を見ます。数ヶ月ほど生活してみて、あまりにも生活水準が高くなってしまっているようであれば、ライフプラン・ファイナンシャルプランの見直しが必要です。そして、新しいライフプラン・ファイナンシャルプランの必要保障額に合わせて、生命保険を見直すことが重要となります。

そして支払い余力に応じて、貯蓄できる終身保険・養老保険で必要保障額を準備するのか、掛け捨ての定期保険で必要保障額を準備するのか、はたまた生活水準を戻す努力をするのかという選択となります。

転職して給料が増えた後、数ヶ月ほど生活してみても生活水準が変わらなかったという、非常に堅実な方が保険を見直すポイントは非常にシンプルです。それは、支払い余力に応じて、掛け捨てである定期保険の部分を極力減らして、貯蓄できる終身保険・養老保険に切り替えたり、または保険はそのままにして、資産運用・資産構築などを検討していくことがおすすめです。

 

まとめ

家族の増減だけでなく、収入の増減によっても生命保険・医療保険・がん保険は見直しの相談をした方が良いです。ここできちんと相談できたかどうかで、万が一のリスクをきちんと回避できることにつながったり、無駄な保険料(掛け金)を数十万円単位で節約することにつながる可能性も十分ありえます。

最後に、医療保険・がん保険の見直しのポイントは非常にシンプルです。新商品の販売開始など、新しい保障内容が追加されたタイミングで見直しの相談をすれば十分です。ただ個人的には1泊2日以上の保障内容で加入されている方は、見直す必要はないと思います。見直して新しく医療保険・がん保険に加入する場合、契約時の年齢が上がってしまうので、その分保険料が高くなってしまうからです。それ以上のメリットがある場合は、もちろん見直すことがおすすめです(そうそうないと思いますがw)

生命保険研究ラボでは、元保険屋が学んだ知識・経験したことを中心にまとめています。少しでもお役に立てたらとても嬉しいです。

※ご参考