前妻が受取人の保険証券は捨ててもいいですか?

Pocket

今回はまだ私が保険屋さんだった頃に、出会ったご家族のことをお伝えできればと思います。

時代の流れだと思うのですが、最近は離婚・再婚を経験されている方々が増えてきているように思います。私の友人でもすでに離婚・再婚を経験されている方もいますし、友人の親御さんが実は離婚・再婚されているということもチラホラと聞いたことがあります。

離婚・再婚をした場合に、過去の保険証券をどうすればいいのか、今回はそのあたりをまとめていきます。

離婚した場合、生命保険会社に連絡すべきか?

まず離婚した場合、これは早急に生命保険会社に連絡すべきです。離婚したという事実は伝えなくて構わないのですが、【保険金受取人の変更】をしておくことが重要です。

多くの場合、ご夫婦になられるとお互いの生命保険の死亡保険金の受取人を相互に登録されます(ご主人に掛けてある生命保険の死亡保険金の受取人は奥様であり、奥様に掛けてある生命保険の死亡保険金の受取人はご主人といった感じです)。生命保険会社に連絡をして手続きを行わなければ、【保険金受取人】はそのままご夫婦になっています。

つまり、どちらかが亡くなった場合、死亡保険金が離婚した元配偶者のところに届くということです。離婚後のお二人の関係が良好で、元配偶者が死亡保険金を受け取ることに問題がなければいいのですが・・・多くの場合、そのようなことはないでしょう。

契約している生命保険会社のコールセンターに電話をすれば、手続きに必要な書類を郵送してくれますので、早急に対応されることをおすすめいたします。そして、死亡保険金の受取人が変更され次第、新しい保険証券が届きます。この時点で、前妻が受取人の保険証券は処分してしまって全く問題ありません。

 

再婚した場合、生命保険会社に連絡すべきか?

個人的には再婚した場合も、早急に生命保険会社に連絡すべきです。離婚された際に、多くの場合は死亡保険金の受取人を父母や兄弟にしていることでしょう。

再婚されたということは、それだけ大切に思える相手ができたということです。その大切な相手が、自分が死亡した後に少なくとも経済的に困らないよう、きちんと死亡保険金の受取人として登録しておいた方が賢明だと、私は思います。

再婚はしたけれども・・・という様子見の方々は、とりあえずは様子を見つつ、死亡保険金の受取人として再婚相手を登録すべきだと感じたら、すぐに契約している生命保険会社にお電話をして、死亡保険金受取人の変更手続きをしてあげてください。

そして変更手続きが完了次第、生命保険会社より新しい保険証券が届きます。この時点で古い保険証券は処分してしまって大丈夫です。

 

まとめ

まとめます。結婚・離婚・再婚など、ご家族の状況に変化があった際は、契約している生命保険会社に連絡をしましょう。コールセンターの担当者のレベルにもよりますが・・・きちんとした教育を受けている担当者であれば、ご家族の状況の変化をお伝えするだけで、必要な手続きを案内してくれます。とても簡単です、ご安心ください。

そして契約内容に変更があるたびに、保険証券は新しいものが郵送されてきます。新しい保険証券が手元に届き次第、古い保険証券は破棄してしまって、全く問題ありませんので、ご安心ください(^^)

また余談ですが、どのような事情があったとしても、生命保険会社は死亡保険金の受取人として登録されている方にしか、死亡保険金をお届けすることはできません。ただ・・・もし死亡保険金の受取人として登録されている方がすでに死亡されていた場合のみ、死亡保険金の受取人として登録されていた方の法定相続人に死亡保険金をお届けすることはあります。

しかし、とても面倒な手続きが待っています。万が一の際にスムーズに保険会社よりお金を受け取るためにも、生命保険会社に登録されている情報が変更すべき状況になったら、お早目に生命保険会社に連絡することをおすすめいたします。