特別条件になっても悲観する必要はありません
生命保険・医療保険・がん保険などの保険に新規にお申込みされる場合、特に問題なくスムーズに加入できる方もいれば、そうではない方もいます。スムーズに加入できない方の中には、必要な手続きに不備があるケースもありますし、健康状態に門問題があるケースがあります。
必要な手続きに不備があるケースは、担当の保険屋さんのサポート・案内がいけないだけです。
今回は後者の健康状態を理由に、スムーズに加入できない場合のことをまとめていきます。
※生命保険・医療保険・がん保険などの保険に新規で加入する場合、必ず健康状態の診査があります
Contents
特別条件とは?
生命保険・医療保険・がん保険などの保険に、健康状態を理由にスムーズに加入できない場合、大きくわけると最終的に3つの結論に別れます。
- 問題なく生命保険・医療保険・がん保険などに加入できるケース
- 少し条件は悪くなるが、生命保険・医療保険・がん保険などに加入できるケース(特別条件)
- 生命保険・医療保険・がん保険などに全く加入できないケース(謝絶)
それぞれの詳細を見ていきます。
1.問題なく保険に加入できるケース
生命保険・医療保険・がん保険などの保険に新規で加入する際に提出した健康診断結果などに、多少気になる点があったとしても、保険会社内の担当部署で、特に問題ないと判断されると、健康な方と全く同じ条件で保険に加入することができます。
健康体の人々からすると、取るに足らないお話かも知れませんが・・・ご自身の健康面を多少気にされている方にとっては、これはとても幸運なケースです(^^)
2.少し条件は悪くなるが、保険に加入できるケース
生命保険・医療保険・がん保険などの保険に新規で加入する際に提出した健康診断結果などに、多少気になる点があっても【特別条件】がついて加入できることがもあります。【特別条件】がつくと、保険料(掛け金)が多少割高になったり、契約後最初の一定期間は保障額が少なかったり、特定の条件だけ保障対象外になったします。しかしそれでも、健康状態が本当に悪いと【謝絶】となり、生命保険・医療保険・がん保険などの保険に一切加入できないので、それでも【特別条件】がつくケースは不健康ながらこれも幸運なケースと言えます。
3.保険などに全く加入できないケース
これは健康状態に問題があり【謝絶】となってしまい、生命保険・医療保険・がん保険などの保険に新規では一切加入することができないケースです。この【謝絶】というのは本当に最悪です。例えば、精神疾患(うつ病など)や糖尿病を患っている方だと【謝絶】となる可能性が高いです。
これから住宅ローンを組んで、ご自宅を購入されようとしている方は特にお気をつけください。一度、生命保険・医療保険・がん保険などの保険の加入診査で【謝絶】という判断が出ると、実は住宅ローンが組みにくくなることがあります。住宅ローンには団体信用生命保険(団信)という保険がセットになってくることが多いので、団体信用生命保険(団信)の加入条件でひっかかることがあるためです。
※団体信用生命保険については、一番下にリンクを張っておきますのでそちらの記事をご参照ください
特別条件になっても大丈夫です
正直、一度【謝絶】になってしまうとなかなか厳しいので、新規に生命保険・医療保険・がん保険などへの加入を検討されている場合は、お申込み前にきちんと健康状態も含めて保険屋さんと相談しましょう(優秀な保険屋さんは、こういう相談もきちんと対応してくれます)。
その上でお申込みしてみて、【特別条件】がついてしまってもご安心ください。加入後すぐには難しいのですが、数年程度の時間が経過した後、健康状態が回復していれば、保険会社に再診査をしていただくことで、【特別条件】がなくなる可能性があります。
私の保険屋さんの頃、一緒に働いていた同僚のお客様で、【特別条件】で加入後、3年ほど経って再診査を行い、見事【特別条件】が解除された方がいました♪
まとめ
【謝絶】になってしまいそうな方は、健康状態が回復するまでは生命保険・医療保険・がん保険の新規お申込みをされることを控えられることをおすすめいたします。最近ですと、【持病があっても入れる保険】などもありますが、それでもお申込み前に、ご自身の健康状態を含めてきちんと保険屋さんとご相談されることをおすすめいたします。
※ご参考1 【団体信用生命保険(団信)とは?】
※ご参考2 【団体信用生命保険(団信)は不要である!?】