3年ごとのお祝い金の秘密

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保険のCMや広告を見ていると、こんな感じの宣伝文句を目にすることがあります。

『3年ごと、健康に過ごせたら、〇万円のお祝い金をお支払いします』

『5年ごと、保険を使わなかったら、〇万円のお祝い金をお受け取りいただけます』

『このお祝い金はちょっとしたお小遣いとして、何か美味しい物でも食べに行けますよ』

とかである。

 

多分、保険屋さんから保険の提案を受けている中で、保険屋の営業トークとして聞いたことがある人も多いんじゃないでしょうか。

このようなお祝い金がある保険って、本当にお得なんでしょうか?

今回はそのあたりの仕組み・裏側をまとめていきます。

 

 

お祝い金がある保険の仕組み

一般的な保険では、万が一が発生した後に保険会社に請求することで、初めて保険金・給付金を受け取ることが可能です。それに対してお祝い金は、保険金・給付金を3年間(または5年間)請求しなかったらその都度、受け取ることが可能となります。

これは養老保険の満期保険金のようなものでです。
※養老保険についてはこちら ⇒ 【貯蓄型の養老保険】

養老保険の満期保険金は、毎月保険会社に支払っている保険料(掛け金)の一部がコツコツ積立てられている貯金です。契約期間中は運用されて、契約期間が終わると戻ってきます。万が一の保障のついた積立式の定期預金のようなものなのです。

そしてお祝い金のある保険の仕組みも基本的に同じです。毎月の保険料(掛け金)の一部は本来の保険の目的である保障のために使われます。そして保障に使われなかったお金が3年(または5年)ごと、お祝い金として返金されるのです。

 

お祝い金がある保険はお得なのか?

保険屋さんやCMなどは、『お祝い金がある保険はお得である』という主張をしていますが、お祝い金のある保険は本当にお得なのでしょうか?

私はお祝い金のある保険はお得ではないと思っています。

 

万が一の保障しかついていないシンプルな保険(いわゆる掛け捨ての保険)と保障内容が全く同じ【お祝い金つき保険】を比較すると、間違いなく【お祝い金つきの保険】の保険料(掛け金)の方が高額になります。

当たり前ですよね。保険会社からすると、万が一の保険金・給付金として支払うのも、お祝い金として支払うことも(金額的な差はあれど)、大差ありません。保険会社は、将来お客様にお支払いするお金を含めた確率論をベースに保険料(掛け金)を決めているのです。そのため、支払う可能性が高くなる保険の保険料(掛け金)は高めになります。

 

自分自身や家族の直近5年間・10年間を振り返ってみていただきたいのですが・・・万が一が起きて保険金・給付金を受け取られた人の方が圧倒的に少ないのではないでしょうか。例えば【お祝い金つきの保険】に100人加入したとすると、おそらく最初のお祝い金を95名以上は受け取れるでしょう。

つまり、保険会社はお祝い金を支払う可能性が高いので、その分、保険料(掛け金)を高めに設定しているはずです。

 

なので、一見すると万が一があってもなくても保険会社からお金をもらえるように見えるでのお得なように錯覚をしがちですが、割高な保険料(掛け金)を支払っていること、万が一の保険金・給付金かお祝い金のどちらかしか受け取れないことを考慮すると、間違いなくお客様が損をします。

 

 

まとめ

私自身、全ての【お祝い金つき保険】を見てきた訳ではありませんが、少なくとも損をする可能性が高いのが【お祝い金つきの保険】です。少しでも損をしたくないのであれば【お祝い金つきの保険】は避けて、万が一の保障だけのシンプルな保険を選択されることをおすすめいたします。

もしすでにお祝い金つきの保険に加入されていて、損をしているかどうか確認したり、具体的に相談されたい方はお早目に保険の専門家にご相談されることをおすすめいたします。


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