失業すると国民年金の支払いが不要になる?

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今日は生命保険や医療保険、がん保険のことではなく、国の社会保障制度についてまとめていきます。

実は今回ご説明するような制度があるんじゃないかと思いつつ、最近まで知りませんでした。つい先日、失業中の友人経由で教えていただいた制度になります。元保険屋なのに知らなくて本当ごめんなさい。こんな便利な制度があるなんて教えてくれた友人に感謝です。どうもありがとう(*^_^*)

国民年金と厚生年金と共済年金

日本で20歳以上になると国民年金に加入することになります。毎月15,590円(平成27年度時点・・年々高くなっています・・)の金額を二十歳になると国へ支払うことになります。

そして社会人になり民間企業に就職すると厚生年金公務員になると共済年金に加入することになります。給与明細を確認いただくと厚生年金や長期共済(=共済年金)として、毎月数万円(年収が高い人ほど、引かれる金額は大きくなります。惹かれる金額の上限はあります)強制的に引かれていることでしょう。

ただ、これらの掛け金は安いとは思いませんが、なかなか素晴らしい制度になります。老後の年金としてだけでなく、若い頃に障がい者になってしまった場合の障害年金や、家族を残して死んでしまった場合の遺族年金なども兼ねた掛け金なのです。また個人で負担している金額と同等の金額を法人が負担してくれているのです。つまり個人で2万円引かれているとすると、法人からも2万円支払っていただいているということです。

その分、国民年金の倍額以上の障害年金・遺族年金・老齢年金が維持されています(国会などで継続的に議論はされているので、現状の制度からは変化していくと思われます)。

 

国民年金と学生納付特例制度

国民年金・厚生年金・共済年金とある中で、今回のメインは国民年金になります。20歳の学生やフリーター、個人事業主、専業主婦、民間企業・公務員を(60歳前に)退職された人が加入するのが、国民年金です。

本来は毎月15,590円(平成27年度時点)を支払わなければ、将来の年金や万が一の保障(障害年金・遺族年金)が受け取れないのですが、実は国民年金保険料の15,590円を支払わなくても良い、特例が充実しています(この特例の一つを今回初めて知りましたw)。

例えば、20歳ですと大学生の方が多いように思います。そして大学生だと国民年金保険料の学生納付特例制度を適用することができます。申請は必要ですが、学生納付特例制度を活用することで、全く支払っていないのに、国民年金の加入期間に組み込んでくれたりとメリットがあります。

しかし、通常に支払っている人と比べると、将来の年金額は若干少なくなりますので、満額の国民年金をいただきたい場合は、きちんと稼ぐようになってから大学時代の国民年金の保険料をまとめて支払うことも可能です。基本的に10年前までは遡って、国民年金の保険料を支払うことが可能です。私も(遠い記憶になりますが)大学生の頃には学生納付特例制度を活用していました。とても便利な制度だと思います。

 

失業後、最大1年間は国民年金が納付免除されます

そして今回、ある友人のおかげで知った便利な制度がこちらになります。

失業すると最大で1年間国民年金の保険料(掛け金)を支払わなくてよくなります。失業後1年間だけですが、国民年金の保険料が納付免除されるという制度です。

すぐに就職しない人にはとてもありがたい制度だと思います(配偶者の扶養に入れる場合は、そちらの方がお得です)。収入が激減(失業中は失業保険がもらえます)している中で、毎月々15,590円の支出はなかなか大きいと思いますが、そちらが1年間だけですが納付免除されるのです。

また世帯の所得に応じて、国民年金保険料の全額免除や一部免除といった制度もあります。該当されそうな方は是非とも一度、近隣の市区役所・町村役場の国民年金担当窓口、または年金事務所にお問い合わせください。

聞かなければ教えていただけないようですが、こちらから尋ねればきちんと教えていただけると思います。

 

まとめ

国民年金保険料の免除制度のように、国の制度にも便利なものがあったりします。しかし基本的にこのような制度は、こちらから調べて、必要な申請をしない限りは恩恵を受けることができません。

申請せずに恩恵も受けられないことは、非常にもったいないことだと思いますので、専門家に相談されたり(場合によっては保険屋さんも詳しい人はいます)、積極的に市区町村にお問い合わせされることをおすすめ致します。このブログは、私がこれまでに学んできたことを中心にまとめております。この生命保険ラボが、少しでも勉強のお役に立てたら幸いです。