保険で節税できるってどういうこと?

Pocket

今回は法人のことをまとめていきます。

これまで生命保険研究ラボでは、個人の保険(生命保険・医療保険・がん保険・損害保険)のことだけでなく、法人のこともまとめてきました。法律的にグレーな逆タックス以外はだいたい取り上げてきたんじゃないかと思います。ちょっと久々に、法人における生命保険契約の基本的な部分を、今回は改めてまとめていきます。

※逆タックスの件は、また機会を見つけてまとめたいと思います

保険の法人契約で節税とは?

一昔前と比較して、法人名義で生命保険(医療保険・がん保険)を契約することで、法人税の節税対策(税金の繰り延べ)ができることをご存知の人は増えてきたのではないでしょうか。

特に経営者や経理担当の人には、是非とも知っておいていただきたい内容となります。法人で生命保険(医療保険・がん保険)を契約することは、法人税の節税対策以外にももちろん有効ではありますが(つまり儲かっていなく法人税が発生しない法人にも生命保険契約はお役に立ちます)、今回は特に儲かっている法人における節税対策として、まとめていきます。

 

法人契約における保険料(掛け金)の半損とは?

法人として何かしらの生命保険(医療保険・がん保険)に加入すると、その保険料(掛け金)の全額または半額を損金として計上することが可能です。つまり、その保険料の全額(または半額)が法人税の課税対象外となります。そのため、実質的に負担すべき法人税が少なくなります。

では保険屋さんなど、保険のことを多少知っている人が仰っている【半損】というのはどのようなことなのでしょうか。ご説明します。【半損】というのは『保険料(掛け金)の半分が損金として計上できます』ということです。これを省略して【半損】と表現されている人が多い気がします。つまり、法人契約として年間の保険料(掛け金)が1000万円の半損扱いの契約をしたとすると、500万円が損金として計上できるので、法人税率を仮に30%とすると、150万円(= 1000万円 / 2 × 30%)の法人税が節約できるということです。

 

※ご参考程度ですが、半損の法人契約についてまとめた記事です。

 

法人契約における保険料(掛け金)の全損とは?

【半損】に対して【全損】というのは、『保険料(掛け金)の全部が損金として計上できます』ということです。これを省略して【全損】と表現されています。

つまり、法人契約として年間の保険料(掛け金)が1000万円の全損扱いの契約をしたとすると、1000万円が損金として計上できるので、法人税率を仮に30%とすると、300万円(= 1000万円 × 30%)の法人税が節約できるということです。

とても素晴らしい制度だと感じられる人が多いと思いますが、利用者にとって非常に有利な制度であったため、一昔前と比べると規制が厳しくなってしまい、現状で【全損】扱いで契約できる保険は【医療保険】と【養老保険の逆タックス】のみになってしまいました(逆タックスは上述した通り、法的に完全には整備されていません)。

※ご参考程度ですが、全損の法人契約についてまとめた記事です。

 

まとめ

以上の通り、法人契約における【半損】とは『保険料(掛け金)の半分が損金として計上できるので、その分、節税効果がある』ということであり、法人契約における【全損】とは『保険料(掛け金)の全部が損金として計上できるので、その分、節税効果がある』ということです。読んで字のごとしかと思います(^_^;)

特に儲かっている法人さんは法人契約の【半損】・【全損】を活用されないのは、とてももったいないので、是非ともご検討くださいませ。


☆元保険屋がレベルの高さに驚愕した無料相談はこちら☆
【保険のビュッフェ】信頼できるプロに無料相談できる!!


※以前まとめた法人契約に関連する記事はこちらになります。ご参考までに。