年間7万円も保険料が安くなりました。

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とある保険会社のテレビCMのお話です。

『年間7万円も保険料が安くなりました。回らないお寿司屋さんに、家族で何回行けるだろうか・・・』

 

たしかに節約できて、家族で人生を楽しむことができたら、これはとても幸せなことです。

しかし、生命保険(医療保険・がん保険)の保険料は安ければ安いほど、本当に良いのでしょうか?

保険料は、ただ安ければいいのか?

生命保険(医療保険・がん保険)の保険料(掛け金)は安ければ安いほどいいのでしょうか?

少なくとも私は、そうではないと思います。

なぜなら・・・

年間7万円以上、保険料を安くすることは非常に簡単です。

終身保険・養老保険というような貯蓄機能がある保険を全て解約して、掛け捨ての保険のみにすれば、いいのです。

 

保険に詳しくない人や、支出を少しでも抑えたいという人々の心理にうまく訴求しているCMだと思います。

が、個人的には好きではありません。

 

あるいち側面の事実だけを伝えているので、良い場合もあれば、そうでもない場合が存在します。例えばお宝保険(バブル前後のとても有利な貯蓄となっている保険)を解約して、全て掛け捨てにすると、目先の保険料(掛け金)は年間7万円程度は簡単に安くなります。

しかし、中長期的な立場で見ると、お宝保険を解約して全て掛け捨ての保険にしてしまうと、間違いなく損をします。そのくらいお宝保険はお得なのです。お得過ぎたので、バブル崩壊以降、いくつもの生命保険会社が破綻したほどです。

 

保険料(掛け金)がただ安いということ

日本社会の流れとして、ファーストフードやファストファッションが流行って久しくありません。しかし、飲食業界を見ているとその流れはひと段落しているように思います。つまり、『安ければ安いほど良いのではない』ということに気づき始めたのではないでしょうか。

きちんとお金を貯めたり、好きなことにお金を使うために、メリハリのあるお金の使い方はとっても大事です。しかし、無理に安い物に切り替えることがベストではないのではないでしょうか。

相当うまく見つけない限り、基本的には値段相応の価値しかないものがほとんどです。そしてテレビのCMなどといったマスメディアでの広告をしている時点で、相当うまい穴場商品ではありません。テレビでのCMは、広告費としては高額な部類です。それをあれだけTVで見るということは・・・そういうことです。それらの費用も保険料(掛け金)から支払われています。

万が一のときの、あなたの大切な人を(少なくとも)経済的に支えてくれる保険を、金額だけで選んでしまって本当に大丈夫なのでしょうか?

 

まとめ

保険会社も民間企業なので、新規のお客様を獲得し、利益を上げ続けなければいけないということは必然です。が、今回のCMを個人的に好きになれません。新規の顧客を獲得したいだけで、お客様の人生をきちんと考えていないように感じてしまいます(個人的にはソニー生命さんの『ライフプランナーバリュー』のCM、好きですw)。

もちろん、無駄に高額な保険料(掛け金)を支払い続けている人もいるでしょうから、その人たちが見直すきっかけになる可能性もあるので、完全に悪だとは思いませんが・・・限られた時間内で伝えるために仕方ないことなのかも知れませんが、やっぱり私はこういう宣伝方法は好きにはなれません。

このブログは、私がこれまでに学んできたことを中心にまとめております。この生命保険についてのブログが、誰かの勉強のお役に立てたら幸いです。