保険会社に搾取されない為に必要なこと
前回の投稿で、こんなことを書きました。
- 生命保険は唯一無二のサービスを提供している
- そのため、日本人の9割以上が何かしらの保険に加入している
- 保険業界はお客様不在であり、保険会社に搾取されている
では保険会社に搾取されないためには、どのようにすればいいのか。そのあたりを今回はまとめていきます。
先に述べておくと、保険会社に搾取されたくないので、保険に加入しないという選択は、非常にもったいないので全くおすすめできません。
Contents
保険会社に搾取されない為に必要なこと
保険会社に搾取されない為に最初にすべきことは、『保険会社にどのように搾取されているのか知ること』です。
搾取のされ方は主に2パターンしかないと私は考えます。
- 『未請求のため、受け取れたはずの保険金(給付金)がもらえない』
- 『更新型の契約であった』
未請求のため、受け取れたはずの保険金(給付金)がもらえない
それぞれ簡単にご説明します。1番目ですが、基本的に保険会社は膨大な顧客を持っているため、顧客お一人お一人にどのような万が一が起きているのか、保険会社から能動的に把握することはしていません(厳密には担当者次第です。どのくらいの頻度で担当者と連絡をとりあっているのかは保険会社に搾取されないために重要になります)。
つまり、基本的に万が一が起きた場合、自分たちから保険会社へ連絡して、保険金(給付金)の支払い請求をしなければいけません。せっかく毎月々の数千円・数万円という保険料(掛け金)を支払っていても、最終的に保険会社に請求しなければ、いくらも支払ってもらえません。さらに万が一が起きてから3年経過すると請求権自体が時効となり消滅してしまいます。
更新型の契約であった
これは外資系のソニー生命さんやプルデンシャル生命さん、ジブラルタ生命さんや損保から派生した東京海上日動あんしん生命さんなどが営業時によくいっていることで、一昔前と比べるとメジャーになってきたと思います。
定期保険(特約含む)の中には5年間や10年間しか保障が継続せず、保障を継続した場合は更新を繰り返すタイプの契約があります。これはめちゃくちゃ損をします。そこそこの外車が新車で購入できるくらいは余裕で損をします。
例えば30歳で毎月1万円程度だった保険料(掛け金)が、同じ保障の内容にも関わらず50歳になると毎月5万円の保険料(掛け金)になったります。極悪です。基本的に金融商品の損切は少しでも早いにこしたことはありません。もし更新型の契約に入ってしまっている方は、すぐに見直しましょう。
自助努力と自己防衛
保険会社に搾取されているポイントは主に2点というお話をしました。『未請求のため、受け取れたはずの保険金(給付金)がもらえない』という点と、『更新型の契約であった』です。
では保険会社に搾取されない為にはどうすればいいのか?
それは非常にシンプルで騙されないように自己防衛するしかありません。ではどう自己防衛するのかですが、主に選択肢は2つあります。一つは自分で色々と勉強をして、保険屋さんに騙されないようにする。
本来であれば、非常に大切なお金を預けることなので(保険も金融商品です)、きちんと自分で考えるべきです。しかしGNP(義理・人情・プレゼント)営業と言われる昔ながらの営業スタイルが通用してしまっているので、人間関係だけで信頼して保険を加入してしまう方がいます。
本当に信頼できる担当者であればそれでも構いませんが、業界全体の確率論で申し上げると、それでは全くダメです。きちんと自分で考えられて、更新型など損をする可能性がある提案にはきちんと『ノー』と断りましょう。また自分では良し悪しがわからないという方はセカンドオピニオンとして、別の保険屋さんにも相談してみましょう。
まとめ
日本の教育や産業構造の弊害だと思っていますが、自分で考えることを放棄している日本人が非常に多いと感じています。外車の新車1台分が安いと思う方は良いのですが、そうじゃなければ、必要な努力をきちんとしましょう。努力する時間がない方は助けてくれる方を作りましょう(^^)
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