本当に共済は格安なのか?

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今回は県民共済などで知られている共済保険についてまとめていきます。共済保険にも死亡時の保障や、入院・手術した際の保障があり、生命保険・医療保険と同じような保障があります。

帰宅する前に家のポストをのぞくと、たまに県民共済のパンフレットが入っていたり、イケメン俳優が出演するコマーシャルをテレビでやっていたりするので、詳細までは知らなくとも存在を知っている方は多いのではないでしょうか。

共済保険は格安な金額を特徴にアピールしていることが多いです。(かなり個人的な見解ですが)人気のイケメン俳優をコマーシャルに起用している時点で、広告費をかなり使っていて、実は格安ではないんじゃないかと疑ってしまいます笑。

共済保険の特徴

共済保険の最大の特徴は、民間企業と異なり『営利を目的としない組織』が運営している点です。組織の利益を確保しなくて良い分、お客様から預かる掛け金(保険料)は格安に設定できますということが、最大の特徴です。

また一般的な生命保険・医療保険では、貯蓄機能のある契約をしていない限り、支払った掛け金(保険料)が戻ってくることはありません。

それに対して共済保険の場合、事業年度末に剰余金(民間企業では利益として計上する部分)が生じた場合、その剰余金が契約者に返金されます。つまり実際は、パンフレットなどに記載されている月々の掛け金(保険料)以上に格安な掛け金で、生命保険・医療保険を手に入れることが可能なのです。

 

共済保険の3つのアピール

それ以外の特徴として共済保険がアピールしている特徴は大きく3つあります。『シンプルでわかりやすい点』『年代毎に必要な保障を提供している点』『加入申込は69歳まで可能で、契約は85歳まで継続が可能という点』です。

  • シンプルでわかりやすい点
    他の生命保険会社の商品と保障内容は大きな差はないので、アピールするほど飛び抜けてシンプルな仕組みではないと感じています。シンプルでわかりやすい点をあげるとすれば、掛け金の金額・年齢・保障金額で分けて一覧になっている点でしょうか。
  • 年代毎に必要な保障を提供している点
    この点に関して、私は強く疑問を持たずにはいられません。何点かあるのですが、例えば30~65歳という一番お子様にお金がかかるだろう時期の死亡時の保障額が、最大でも1350万円しかありません。毎月20万円使ったとすると6年経たずになくなってしまいます。大黒柱の収入の代わりとして捉えたら、明らかに少なすぎないでしょうか?
    また一番安い掛け金(保険料)のプランで内容を確認していくと、入院共済金は30歳までは日額3600円の保障があるのに対して、80~85歳では日額600円と激減します(詳細は割愛しますが、手術共済金も5分の1くらいになります)。後期高齢者になると医療費の自己負担が1割になるとはいえ、普通に考えれば入院や手術が必要となる可能性が圧倒的に高くなると思うのですが、そこの部分の保障はかなり手薄になっていきます。
  • 加入申込は69歳まで可能で、契約は85歳まで継続が可能という点
    保障を継続するためには、毎月の掛け金(保険料)を負担し続けなければいけませんが、65歳まで加入できるのは魅力ではないでしょうか。ただ民間の生命保険会社でも健康状態によっては80歳前後まで新規加入は可能です。
    しかしながら民間の生命保険会社で65歳以降に新規で加入しようとすると、最低限の保障内容が上述したような入院日額600円というプランを作成できないため、毎月1500円という掛け金(保険料)で加入することができません。つまり保障額としては不十分で構わないけど、少しは保険に加入しておきたいという方には、唯一無二の商品となります。

共済保険は格安なのか?

 

共済保険は格安でよい保険なのか?

民間の生命保険会社ではプランが作成できないような、少ない保障額のプランからあるので、毎月の掛け金(保険料)を格安な金額で、その金額で提供されるだけの保障を手に入れたいというニーズには間違いなく合致しています。

ただ、共済保険が格安でよい保険なのかどうかは、個人的な見解としては微妙な気がしています。なぜなら老後まで十分な保障を手に入れようとすると、必ずしも格安な掛け金(保険料)で加入できるわけではないからです。

 

まとめ

民間の生命保険会社にはない、少ない保障額のプランから加入できるのは大きな魅力の一つです。ただし、『万が一が起きてもご家族に少なくとも経済的な負担をかけたくない方』にとっては、共済保険だけ加入していれば十分ということはありえません。共済保険の保障額だけでは不十分です。民間の生命保険会社で加入した上で、保障額の不足分を共済保険で補うという活用方法をおすすめいたします。

逆に収入と支出のバランス上、『毎月の生活がカツカツで、それでも大切な家族のために最低限の保障は持っておきたい』という方にとって、共済保険は抜群によい商品です。支払える金額内の共済保険に是非ご加入ください。

それぞれの状況に応じて、共済保険の活用方法は変わってきます。ご自身で判断できない場合は、是非ともプロの専門家にご相談されることをおすすめいたします。


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