貯蓄型の養老保険~3つの基本形

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全4回でまとめている『生命保険の基本形』シリーズの2回目になります。他の生命保険の勉強ブログなどでも最初の方に説明されていることが多いので、『生命保険研究ラボ』ではいらないのではないかと思っていたのですが・・・基本に立ち戻ることはとても重要なことだということで、全4回で『生命保険の基本形』をまとめていくことにしました。今回は貯蓄できる『養老保険』についてまとめていきます。

 

養老保険の特徴

『養老保険』の最大の特徴は、前回の掛け捨ての定期保険とは異なり、掛け金が貯蓄されて将来返ってくるということです。いわゆる貯蓄型の生命保険になります。『学資保険』として利用されている方が多いと思いますが、将来の年金に不安がある方が自分の将来の為に活用することも可能です。

『養老保険』の主な特徴は2つです。
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貯蓄できる生命保険である

掛け金に対する保障額は小さい
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『養老保険』には満期が存在します。契約時に何歳まで積立を続けるのかを決めます。その年齢までコツコツ積立を続けていただくことで、年齢に達した際にまとまった金額が満期金として返ってきます。いわゆる『学資保険』の場合、お子様の年齢で16歳や18歳、20歳を満期として『養老保険』の仕組みで貯蓄と保障を確保しています。

バブルの頃のイメージをお持ちの方だと、掛け金の合計が100万円分(生命保険会社に支払う保険料の合計が100万円)の養老保険に10~20年前後加入していると、200万円前後になって返ってくるという風にお考えかも知れません。しかし、バブル崩壊以降、銀行の預貯金の金利などを見ていただいてもご理解いただけると思いますが、『養老保険(学資保険)』の利回りも同じように低く低くなってしまったいます。100万円預けたお金が、105万円になって返ってくるとかです。この数字だけ見て、それならば『養老保険(学資保険)』は加入しない方が良いと感じられる方も多いと思いますが、メリットもきちんと存在します。

例えば税金の部分です。生命保険には『生命保険料控除』が存在します。年収が300万円以上ある方であれば、銀行の預貯金でコツコツ貯蓄されているくらいなら、『養老保険(学資保険)』に預け替えていただくだけで(最低限の保障が確保できることに加えて)、年末調整時に『生命保険料控除』を申請いただくことでいくらか税金が還付されます。低金利の昨今、銀行の預貯金の利息以上に還付される税金の方が多いはずです。税金の負担が増えれば増えるほど、ここのメリットは大きくなります

また同じく税金ですが、もう一つメリットがあります。預貯金の場合、増えた利息にも20%(復興増税がある間はもう少し多いです)の税金が徴収されます。それが貯蓄型の『養老保険(学資保険)』の場合、増えた金額が50万円以下の場合、一切税金が徴収されません。一時所得となる為です。細かな計算などは、私のこちらの記事をご参照ください。

☆ご参照☆ ⇒ 【生命保険の税金の優遇】

その他にも、預貯金で貯蓄していても万が一の保障はついてきませんが、貯蓄型の『養老保険』の場合、最低限の保障も確保いただけます。

 

養老保険がオススメの方

『養老保険』がオススメの方は、まずは『生命保険料控除』の恩恵を享受されていない方です。国の制度ですし、(上述した通り)低金利の昨今では預貯金の利息以上に税金の還付が多くなる為、『生命保険料控除』分くらいは『養老保険』に加入されることをオススメ致します。

また貯蓄したいのだけれどもなかなかできないという方が強制的な貯蓄として『養老保険』を活用いただくこともオススメです。『養老保険』も生命保険会社に連絡して解約の手続きをすれば現金化できてしまいますが、預貯金よりは引き出しにくく、強制的な貯蓄として有効な手段となります。

『掛け捨ての生命保険』がもったいないという方にも、何も生命保険には入らないよりは貯蓄しながら最低限の保障が得られる為、『養老保険』をオススメ致します。

 

まとめ

バブルの頃と比較すると、利回りはかなり悪くなり余分が保障が付いていると元本割れになってしまう『養老保険』もありますが、目的に合わせて加入することでまだまだ有効に活用することが可能です。

最近では外資系の生命保険会社が提供している『外貨建ての養老保険』があります。為替の変動による影響は受けますが、単純な利回りだけで比較すると、円建ての従来の『養老保険』と比較すると圧倒的に増えます。もちろんご自身で運用ができて、貯蓄型の生命保険以上の利回りが確保できる方は、貯蓄型の生命保険を選択される意味はなくなってしまいますが、意外に多くの方には『外貨建ての養老保険』のなかなか有効な選択だと思います。

また独身の方だと、生命保険の必要性を感じられず何も入っていないという方もまだまだお見受けしますが、保障と同時に貯蓄ができる『養老保険』くらいは最低限加入しておくことを、強くオススメ致します。

 

今回の考え方が全てだとは思っていませんが、貯蓄できる『養老保険(生命保険)』を検討するお役に立てたらとても嬉しいです。このブログは、私がこれまでに学んできたことを中心にまとめております。この生命保険についてのブログが、誰かの勉強のお役に立てたら幸いです。


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☆生命保険の基本形に関する記事です☆