生命保険VS遺言信託 どちらがお得?!

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前々回からのシリーズの続きです。金融商品についてまとめていきます。金融商品についてまとめたブログはとてもたくさんあると思うのですが、こちらは『生命保険研究ラボ』であり『生命保険』も金融商品の一つですので、『生命保険』と他の金融商品の特徴の違い等、他のブログとは異なる切り口でわかりやすくお伝えできたらと思います。

今回は『遺言信託』についてです。『遺言信託』は相続の勉強をされている方には馴染み深い商品かも知れませんが、その他の多くの方は、今回が初めて聞くという方も多いのではないでしょうか。なぜなら、これまでに取り扱ってきた資産運用や万が一の保障がついている金融商品とは、かなり異なる性質の金融商品であり、主に相続対策として有効な金融商品だからです。

遺言信託の特徴

『遺言信託』は信託銀行が取り扱っている商品です。生前からの相続準備を目的としており、遺言書の作成支援から遺言書の執行までを行う金融商品です。特徴として、『遺言信託』を活用いただくことで遺言者の意思通りの相続を実現可能ですが、人間関係などが複雑な場合(子の認知や、相続人の排除など)は利用できないこともあります。

その為、子供が複数人いて『遺産分割』を円滑にする目的で生前から『遺言信託』で準備しておくとか、現金をどのように遺産分割するのかを生前に『遺言信託』で準備しておくなどの活用となることが多いのではないでしょうか。

 

遺言信託のメリット

メリットを大まかにまとめると以下の通りです。

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・遺言書作成から遺言の執行までの手続きを信託銀行が行う

・煩雑な遺産の整理を信託銀行が行う

・遺言者の意思にそった遺産配分が実現可能
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遺言信託のデメリット

デメリットを大まかにまとめると以下の通りです。

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・遺言執行費用など、各種手数料など多くの費用が発生

・身分に関する事項は取扱い不可(子の認知・相続人の排除etc)

・業務を遂行できないほど、困難な案件では利用不可
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遺言信託の流れ

一般的な遺言信託の流れは以下の通りです。

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① 相談

②公正証書遺言の作成と契約

③遺言書の保管と管理

④遺言者の死亡による相続の発生

⑤遺言の執行
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まとめ

『遺言信託』を活用することで、相続時の手続きを簡略化することができます。しかし、諸々の手数料などが発生してくる為、綜合的な費用を含めた判断が重要になってきます。財産の状況や相続人の状況などを鑑みて、『遺言信託』を活用するのか否か判断ください。

また遺産の多くを金融資産が占めているのであれば、それを生命保険(終身保険)にしておくことで『誰に・いくら残すのか』を特に手数料を負担することなく、生前に指定することが可能です。また例えば1000万円の現金を生命保険会社に預けておくことで、死亡時には約1200万円の現金とすることも、死亡保障付きの生命保険なので可能です。

つまり、状況によっては手数料などをかけて『遺言信託』にするよりも『生命保険』を活用すべき場合も存在します。ただし『生命保険』である以上、健康状態によっては活用できないこともありますので、相続対策は早めの準備がとても重要となってきます。転ばぬ先の杖として、早めの判断を強くオススメ致します。

今回の考え方が全てだとは思っていませんが、大切なお金の預け先・運用方法を検討するお役に立てたらとても嬉しいです。このブログは、私がこれまでに学んできたことを中心にまとめております。この生命保険についてのブログが、誰かの勉強のお役に立てたら幸いです。


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