相続税の勉強ブログ

Pocket

今回は『相続税』のことについてまとめます。

『生命保険研究ラボ』ですが、また『生命保険』ではないお話です。ですが、実は『相続』と『生命保険』にはとても深い関係があります。優秀な保険屋さんであればあるほど、『相続』のことはきちんと勉強されています。

また2014年から話題になっていた通り、2015年から大幅に増税されています。『相続』で検索いただけるとホームページブログなど、様々なところで詳細が記載されています。

そもそもの『相続』がどのようなもので、増税分を含めて、どのくらいの方々にどのくらいの金額で問題となりうるのか。そして『相続』と『生命保険』の関係性までご説明していきます。

相続の概要

『相続』を考える上で、最低限抑えておくべき問題は2点しかありません。

  • 遺産分割の問題】財産をいかに分割するのか
  • 税金の問題】支払わなければならない相続税をいかに少なく抑えるのか

そもそも『相続』自体は、誰かが亡くなった際に発生します。もちろん預貯金や住宅・車などの財産が一切なかったり、天蓋孤独で肉親が一人もいないという場合は、少し異なります。

一般的なお話に戻ります。誰かが亡くなると、預貯金や株式、住宅や車、生命保険の死亡保険金など、何しかしらの資産価値があるものが残っています。誰がどのくらいの割合で引き継ぐのか、それらを決める過程が『相続』です。

スムーズに決まればいいのですが、自分自身の体験談も含めて揉めるケースとしては・・・兄弟姉妹間での収入の格差が著しく、極端な例ですが、兄弟姉妹の誰かが日々の生活にすら困っていたり、それぞれの配偶者が取り分を主張し始めると、なかなか収拾がつかなくなることが多いようです。

その為、上述した【税金の問題】よりも【遺産分割の問題】で困っている方が増えてきている印象があります。そもそも【税金の問題】は、相続される財産が土地ばかりで、現金が少なかったり、亡くなられた方が会社経営者で(会社の経営が順調で)自社株の評価が高額すぎる場合など、いわゆる資産家の方以外にはあまり関係のないことです。

ただ、気を付けてください。2014年12月までは『相続税』を支払っていた方々は人口の4%でしたが、2015年1月からの制度変更によって、人口の10%程度の方々が『相続税』を支払わなければならなくなると言われています。

『相続税』が発生するのかどうか、資産額が微妙なラインの方は、是非一度、税理士さんなどにお願いして、きちんと試算していただくことをおすすめします。専門家が調べてみると、家族が知らないことが発見されることが意外と多いようです。

相続税

 

相続の制度変更

細かな変更点はいくつかあるのですが、最低限抑えておくべき変更点はこちらの1点です。

基礎控除の減額

2014年年末までは・・・
基礎控除:5000万円 + (1000万円 × 法定相続人)

2015年年明けからは・・・
基礎控除:3000万円 + (600万円 × 法定相続人)

と変更されました。

 

他にも最高税率が大きくなったり、反対に贈与税は税率が下がったりなどがあります。

具体的な例を示します。父・母・長男・次男の4人家族で、父親が亡くなり相続になった場合です。

++++++
2014年年末までは・・・
基礎控除:5000万円 + (1000万円 × 3人) = 8000万円

2015年年明けからは・・・
基礎控除:3000万円 + (600万円 × 3人) = 4800万円
++++++

 

財産が上記の金額以下の場合は、相続税が発生しません。今回の制度改正の影響が伝わりましたでしょうか。法定相続人(つまり兄弟など)がとても多くて相続税が発生していなかった方など、厳しい状況になっているのではないでしょうか。

 

相続と生命保険

生命保険死亡保険金には、相続税の非課税枠があります。

生命保険の非課税枠500万円 × 法定相続人

 

つまり、父・母・兄・弟で父親が亡くなり相続となった場合、

+++++++
500万円 × 3人 = 1500万円
+++++++

死亡保険金に関して、1500万円の非課税枠が適用されます。その為、現金を預貯金やタンス預金として保管されている方は、早急に生命保険に切り替えることをオススメ致します。

 

まとめ

国の制度改正により、2015年1月1日以降、新しく相続税が発生するだろうご家族が増えてきます。すでに何かしら対策された方も、全く考えてなかった方でも預貯金などの金融資産が数千万円あったり、なかなか地価の高い地域でお住まいの方など、一度、専門家を交えて試算してみることを強くおすすめします。

現在、信頼できる税理士と出会えてなかったり、高齢な税理士で最新の事情がよくわかっていないなど、不安・不満があるようでした、こちらの記事も参考にしてみてください。優秀な税理士と出会う方法がまとめていますす(^^)

⇒ 【優秀な税理士の見つけ方】

今回は全体像をお伝えするだけで長くなってしまった為、一般的な『相続対策』は、次回の記事にまとめたいと思います。このブログは、私がこれまでに学んできたことを中心にまとめております。この生命保険研究ラボが、少しでもお役に立てたら幸いです。